調味料が賞味期限切れ…これって危険?理由と正しい保存方法を解説

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冷蔵庫の奥から、賞味期限切れの調味料が出てきたことはありませんか?

今回は、賞味期限切れの調味料は食べると危険なのか解説しています。

調味料を使い切るまでに時間がかかることって多いですよね。

私も、賞味期限切れの調味料を見つけるたびに、まだ食べられるか悩んでしまいます。

腐敗した調味料を誤って食べないよう参考にしてみてください。

トリュフ塩で普段のご飯を格上げするレシピが知りたい時はこちらが役に立ちますよ。

調味料が賞味期限切れ…危険?

賞味期限切れの調味料は、酸化や腐敗のリスクがあるので腐敗やカビが生えていたら危険です。

突然冷蔵庫の奥から現れる賞味期限切れの調味料たち。

見ないようにしてみたり、誰かが手を付けるだろうと期待していても必ず残っているんですよね。

いつから主婦の仕事になったのでしょうか?

購入・使用しているのが大体私なので当たり前と言われれば言い返せません…。

今日も家族を危険から守り抜きます。

酸化のリスク

油分を含む調味料は酸化のリスクがあります。

酸化と聞くと、そこまで危険なイメージがありません。

酸化するとどんな風に危険?

油や食べ物が空気に触れることで、成分が変質してしまいます。

私も、ドレッシングなどが古い油の味に変わっていて、口の中が不快になった記憶があります…。

酸化した調味料を食べると以下のリスクが考えられますよ。

  • 胃腸への負担
    • 胃もたれや下痢の原因に
  • 酸化ストレスが増える
    • 悪玉コレステロールの増加
    • 動脈硬化の促進
  • 気分不快
    • 気持ち悪くなる
  • アレルギー症状
    • まれにアレルギー症状が出る

美味しくないだけでなく、リスクもあるので注意が必要ですよ。

腐敗のリスク

水分が多く含まれている調味料は、腐敗のリスクがあります。

腐敗した調味料は危険だということは大体の人がわかりますよね。

なぜ腐敗するの?

調味料に細菌や微生物が繁殖して成分が変質してしまうからです。

腐敗した調味料を食べると以下のリスクが考えられます。

  • 食中毒の原因
    • 下痢や吐き気
  • 胃腸への負担
    • 胃もたれ・むかつき
  • アレルギー症状
    • じんましん
    • かゆみ

調味料が腐敗していると感じたら、口にするのはやめておきましょう。

カビのリスク

発酵調味料はカビが生えるリスクがあります。

きづいたらカビが生えていた!なんて驚いた経験はありませんか?

白や黒や緑、その姿を目にするとぞっとしてしまいます。

なぜカビが生えるの?

空気中に漂っている微生物が繁殖してカビが生えます。

カビが生えた調味料を食べると以下のリスクが考えられますよ。

  • 食中毒の可能性
    • 腹痛
    • 下痢
    • 吐き気
  • カビ毒
    • 肝臓へのダメージ
    • 発がん性
  • アレルギー反応や呼吸器への影響
    • じんましん
    • のどの違和感

カビに気づかず食べてしまわぬように、開封後日にちが経っている調味料はよく確認してから食べるようにしましょう。

調味料が危険かどうか見分ける方法

ケチャップなどの調味料が並んでいる画像

賞味期限切れの調味料が危険かどうかを見分ける方法は、におい・見た目・感触です。

賞味期限切れの調味料を発見したら、どうしていますか?

私は、大体はそのまま使うことが多いです。

その際に使える、賞味期限切れの調味料が危険どうかを見分ける方法をぜひ試してみてくださいね。

におい

油臭い・酸っぱい臭いがしていたら危険!

簡単にできる危険を知る方法の1つが匂いを嗅ぐことです。

  • 酸っぱい
  • ツンとしてる
  • 油臭い

このような臭いがしていたら、食べる気もなくなってしまいますね。

普段と違う匂いがしないかそっと嗅いでみましょう。

見た目

カビが生えていたり、分離や変色していたら危険!

においの次にわかりやすい方法が、見た目の変化です。

  • カビが生えている
  • 分離している
  • 変色している
  • 泡やガスが発生している

見た目に少しでも違和感を感じたら、危険な場合がありますよ。

感触

異常なとろみやぬめりがあったら危険!

匂いや見た目に変化がないけど、感触に変化がある場合は腐敗のサインです。

  • 異常なとろみ
  • 以前よりどろっとする
  • べたべた・ぬるぬるする
  • 粘りけがある

想像しただけでも、食べる気が無くなりますね。

購入後と違う感触や状態に変化していたら、食べるのはやめておきましょう。

賞味期限切れの調味料、食べてしまったら?

椅子に座っている女性が両手で顔を覆っている画像

万が一賞味期限切れの調味料を食べてしまったら、しばらく様子を見て異常があったら病院へ相談しましょう。

賞味期限切れの調味料を、気を付けていても間違って食べてしまうことも考えられますよね。

小さいお子さんや年配の方は特に注意が必要です。

ちょっと危険かも…と気づいた時点で食べるのをやめましょう。

しばらく様子を見る

少量の場合は、症状が出るまで様子を見ましょう。

腐敗していたりカビが生えていた調味料を食べてしまっても、症状が出ない場合もあります。

ですので、まずは体調の変化がないか観察しましょう。

慌てずに落ち着いてくださいね。

お子さんが食べてしまった場合は、量や状態などを確認しましょう。

異変があったら病院に相談

吐き気や腹痛があったら、病院へ連絡しましょう。

体調が悪くなってきたら、自分で判断せず医療機関へ相談するのが安心です。

  • 吐き気・嘔吐
  • 腹痛や下痢が続く
  • 発熱
  • 意識が朦朧

小さいお子さんや高齢者の方は重症化しやすいので早めの受診をおすすめします。

水を大量に飲むのはNGの場合も

水を大量に飲んで悪化する可能性があります。

とっさに水を飲んだほうが良いと思ってしまうことがありますよね。

ですが、場合によっては悪影響になる可能性があるので覚えておきましょう。

  • カビ毒などが体にまわる
  • 腐敗によるガスが胃腸に溜まる

自己判断で水を大量に飲むことはやめておきましょう。

水で口をゆすいだりうがいをするのはおすすめですよ。

調味料の正しい保存方法は?

冷蔵庫に調味料や飲みものが保存されている画像

調味料の賞味期限って、つい忘れがちですよね。

賞味期限切れをなくすためのアイディアもありますよ!

賞味期限をマスキングテープに記入して貼っています。

目立たせることで、賞味期限切れを防ぐのに役立てそうです♪

油分が多いものは冷暗所に

酸化を防ぐために冷暗所がおすすめです。

代表的な油分が多い調味料

  • サラダ油
  • ごま油
  • オリーブオイル
  • ラー油

もう油が変な味とは言わせません。

コンロの近くに置くのも、避けておいたほうが無難ですよ。

水分が多いものは清潔にして冷蔵庫に

開封後は清潔な状態で、冷蔵庫保存がおすすめです。

代表的な水分が多い調味料

  • マヨネーズ
  • ケチャップ
  • ドレッシング
  • ポン酢

蓋についていたらふき取りましょう。

子どもがよく、マヨネーズなどを食材につけてしまうことがあります。

その際もしっかりふき取ってから蓋をしてくださいね。

塩分・糖分が多いものは密閉容器で冷蔵庫に

開封後は湿気を避けて密閉して冷蔵庫がおすすめです。

代表的な塩分・糖分が多い調味料

  • 醤油
  • 砂糖
  • みりん
  • はちみつ

我が家の砂糖は、よく湿気で固まってカチカチになっていました。

それ以来、ふたを閉めて密閉する容器に変えています。

醤油は、もともと密閉容器に入っているタイプが便利ですよ。

発酵ものは密閉容器で冷蔵庫に

開封後は密閉して冷蔵保存がおすすめです。

代表的な発酵調味料

  • 味噌
  • 醤油
  • みりん

腐敗しやすいので、密閉保存しましょう。

以前、蓋が半開きで保存されていた醤油にカビが生えていたことがあります。

目に見えている物なら判断しやすいですが、味噌や麴などはぱっと見わかりにくい食品です。

購入したら、あらかじめ密閉容器に移し替えると安心ですよ。

チューブものは清潔にして立てて冷蔵庫に

清潔な状態で、立てて冷蔵保存がおすすめです。

代表的なチューブ調味料

  • 生姜・にんにく
  • からし・わさび
  • 豆板醤

残りがちなチューブも最後まで使い切りましょう。

冷蔵庫の隙間に、寝かせていると次使う際に見つからなくてまた別のを買ってしまうこともあります。

新鮮なうちに使い切るためにもわかりやすく保存することが大切です。

冷蔵庫に立てて保存しておきましょう。

調味料が賞味期限切れ…これって危険?理由と正しい保存方法を解説まとめ

調味料が賞味期限切れていたら食べるのは危険かを解説してきました。

賞味期限が切れた調味料は、腐敗していたりカビが生えていたら危険です。

危険な理由はこちらです。

危険なリスク症状
酸化胃もたれ
酸化ストレスの増加
気分不快
腐敗食中毒の原因
胃腸への負担
カビ食中毒の原因
カビ毒
アレルギー症状

賞味期限が切れているかといって、危険というわけではありません。

ただし、危険なリスクが伴うので食べる前にはしっかり確認しましょう。

においや見た目感触に違和感がないか確かめてくださいね。

また、正しい保存方法をすることも大切です!

調味料の特徴保存方法
油分が多い冷暗所
水分多い清潔にして冷蔵庫
塩分・糖分が多い密閉して冷蔵庫
発酵密閉して冷蔵庫
チューブ清潔にして立てて冷蔵庫

調味料も毎日の料理を支えてくれる大切な存在ですよね。

上手に保存して、安心・安全に美味しく使い続けましょうね。

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